愛媛県はブリなど養殖魚の切り身の変色を防ぐために
チョコレートを使った技術を発表しました！
その技術について詳しくお伝えいたします。
チョコブリとは
出荷前の魚にチョコに含まれるカカオポリフェノールを与えることで
血合いの変色を5日間抑えることができます。
「チョコブリ」と名付けられ年内にも試験販売が始まります。
変色が防げるようになったことにより和食ブームで需要が高まっている北米など海外への
輸出も視野に入れ今後さらに発展していくものと思われます。
出荷前のブリに20日間チョコを10%配合した飼料を与えることで効果があり、
通常のブリが切り身にして2日で血合いが変色するのに対してチョコブリは5日持つことができる。
これはブリの筋肉中の色素の酸化をカカオポリフェノールが抑制することで変色を抑える仕組みです。
チョコブリといっても通常のブリと比べ香りや食感に違いはなくチョコの風味がするということではありません。
愛媛県ではこれまでも柑橘類の搾りかすを飼料に使い独特の香りをつけた
みかんブリなどで流通の拡大を図っていて、
今回のチョコブリと組み合わせて臭みと変色を抑えたブリの養殖も検討されています！
国内で養殖されたブリの更なる流通拡大が起こりそうです！
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